Updated on April 17, 2023 
目次
1. 鈴木研向けの連絡事項
1.1 出張申請・参加登録費申請等についてのチェックリスト
1.2 JASSOの奨学金免除申請を予定している人へ

2. 鈴木研の研究室ゼミについて


3. 論文執筆OJT

3.1 卒論・修論・予稿等作成時のよくある間違い事例集
3.2 投稿論文の執筆目標とオーサーシップ等について
3.3 論文執筆おすすめツールなど 和文編
3.4 論文執筆おすすめツールなど 英文編
3.5 Windows PCの設定Tips
3.6 iPadOSの設定Tips(外部モニター接続時の色合わせなど
3.7 作業前のBGM編(作業中はOFF推奨ですが、やる気モード用にはおすすめ♪)

1. 鈴木研向けの連絡事項
1.1 出張申請・参加登録費申請等についてのチェックリスト (2021.2.17 更新)
研究室の皆さんへ
 出張申請や学会の参加登録費の立替請求などの手続きは、原則、私(鈴木)が行います。(学振DCが自分の科研費で出張等を行う場合は、各自が要対応です)

皆さんに準備してもらう必要がある書類がかなり多くありますので、下記に要点をメモします。各種申請に必要な書類は、随時更新されますので、最新のものを適宜配布します。
共通
□ 振込先等登録依頼書
皆さんの銀行口座に、旅費や、参加登録費、謝金、TAの給与などを振り込む際に必ず必要です。1度提出すればOKですが、学類から大学院など所属が変わった際や、住所や口座が変更になった場合は再提出が必要です。(要・印鑑)
国内出張
□ 学会・講習会等のホームページ 学会の会期、会場が示されているもの。通常は、Topページや会場というページに記載があります。ホームページによっては、画面の印刷がうまくいかない場合があります。その時は、Printスクリーン機能を使って印刷できます。
□ 発表プログラムで自分の発表が載っているページ 発表日程が分かるもの (出張申請時に、プログラムが出来上がっていない場合は、なくてもOK) 
□ 学会・講習会主催者等からの参加許可通知 学会発表の場合は、通常、「貴方の発表は、○○日の△△時からです」、といったメールが届きます。そのメールを印刷してください。
また、定員のある講習会に参加する場合なども、事前登録を行ったことが分かる書類を印刷しておいてください。
□ 宿泊先ホテルの予約確認書 楽天トラベルやじゃらん等で予約する場合がほとんどです。日程全体の宿泊先が分かるようにしてください。
知人・親類宅等に泊まる場合は、口頭でOKですので事前に教えてください。
□ (飛行機利用の場合)E-チケット、領収書、半券  移動に飛行機を利用する場合は、E-チケット、領収書、搭乗券の半券が必要です
□ (パック、ツアー利用の場合) 要確認(鈴木まで)
* 学割 (研究室への書類提出は不要ですが) 利用可能な場合は、かならず利用してください。
外国出張
* パスポート・ビザ(査証) (研究室の書類提出は不要ですが)かならず、有効期限を確認して下さい。渡航先によって、必要な有効期限が異なります。また、ビザが必要な場合は、各自、早めに手続きを御願いします。
* 「はばたけ」申請 可能な場合は、研究科に旅費の補助を申請します。(詳細は別途)
□ フライトのE-チケット 各自の名前、日程、フライト名、チケット全体の金額が入っていること。
フライト購入の際は、経費節約のため、航空会社のWebサイトから直接、あるいは、楽天トラベルなどの旅行代理店から購入します。
安全上の問題もありますので、フライト購入の際は、かならず、私とよく相談すること
旅行代理店を通す時は、その手数料も含め、最終的な金額がはっきり分かるものを用意してくだい。両面印刷でOK。
E-チケット後半の細かい旅行規定のページなどはなくてもOK
□ フライトのクレジットカードの引き落とし明細 航空券は、ほとんどの場合、まずは皆さん各自のクレジットカードで購入することになります。(ネットで早めに引き落とし額が分かるカードがベターです。自分のクレジットカードをつかえない、上限額が低い場合などは要相談)


 ネットで表示・ダウンロードして印刷した請求書については、「カード保持者の名前、請求額、請求項目」が分かるように印刷してください。紙ベースで郵送されてきた請求書については、まず、カード保持者の名前、請求額、請求項目」が印刷されているページをコピーしてください。

上記の最終的な金額と一致していること。

フライト購入以外の項目(限度額、他の買い物、ポイントなど)は、まず、黒のマジックでフライト関連以外を塗りつぶしてから、「やや濃いめ」でコピーしたものを提出してください。

なお、フライトのE-チケットが円建てで発券されており、また、領収書も円建てで発行されていて、購入金額と一致している場合は、クレジットカードの引き落とし明細は特に必要ないはずです (例: HISや楽天トラベルなどで、予約・発券した場合など)
□ 宿泊先ホテルの予約確認書 楽天トラベルやBooking.comで予約する場合がほとんどです。日程全体の宿泊先が分かるようにしてください。
(Webサイトに掲載されている利用者コメント等を参考にして、安全な場所を選ぶこと。)
□ 学会のホームページ 学会の会期、会場が示されているもの。通常は、TopページやVenueというページに記載があります。ホームページによっては、画面の印刷がうまくいかない場合があります。その時は、Printスクリーン機能を使って印刷できます。
□ 発表プログラムで自分の発表が載っているページ 発表日程が分かるもの (出張申請時に、プログラムが出来上がっていない場合は、なくてもOK) 
□ 学会主催者等からの、発表許可通知 通常、「貴方の発表は、○○日の△△時からです」、といったメールが届きます。そのメールを印刷してください。
□ 海外渡航届 筑波大学のWebサイトから、学生各自が要入力です。詳しくは3F402の掲示を見て下さい。入力後、「提出完了」と表示されたページを印刷してください。
□ 旅行日程表(2021年2月追加) 海外渡航システム(TRIP)から入力
□ 空港までの移動ルート 口頭でOKですので、実際に使う予定のルート(バス、電車など)を教えてください (旅費を計算する際に必要です)。
帰国後、もし予定が変更になった場合は教えてください。
□ ホテルの領収書あるいは宿泊証明書 ホテルにカードあるいは現地で直接支払う場合は、かならず、領収書をもらってきてください。
楽天トラベル等で事前に支払う場合は、楽天トラベル等の領収書を印刷してください。
□ 搭乗券の半券 帰国後、要提出です。無くさないように!
自分で印刷していくタイプの搭乗券(ボーディングパス)を自分で発券する場合も最近は多いですが、帰りは、現地で印刷した搭乗券をもらう場合がほとんどです。無くすと、「始末書」、を提出する必要があるので、十分気を付けてください。
* 輸出管理 (鈴木が記入) 輸出管理が必要な国に渡航する場合は、早めの手続きが必要です。学生各自が要署名、押印
* 旅行日程表 (鈴木が記入) 研究室ガイダンスの時に登録してもらった、緊急連絡先等を記入します。もし変更がある場合は、教えてください。
→ 海外渡航システム(TRIP)から入力 に変更
* 旅行保険 (研究室への書類提出は不要ですが)かならず保険に入ってください。クレジットカードに付帯されているものでもOKです。
* 帰国後のミニプレゼン ホームページに小さい写真を載せますので、現地の写真を撮ってきてください。学会に参加したことが分かるものがベターです。
また、簡単な「出張報告会」を帰国後に行っています。
参加登録費等の経費請求 
□ 参加登録費のクレジットカードの引き落とし明細 フライトの場合とほとんど同じですが、ひとまとめにせず、別途、参加登録費についても同様の書類を準備してください。
(出張旅費と経費立替請求の申請先が異なるためです)
□ 参加登録費の詳細が分かる学会ホームページ 事前登録は○○ユーロ、▲▲日以降は□□ユーロ、といったページが必ずあります。学会参加前に、各日に印刷を御願いします。特に、事前登録日以降は、前の情報が消されてしまう場合があるので、あらかじめPDFに印刷しておくことをおすすめします。
□ 参加登録費の領収書 学会主催者側から、メールで送られてくる場合と、現地でもらう場合があります。かならず受け取って、無くさないようにしてください。領収書に自筆のサインと領収書を受け取った日付を記入しておいてください(鉛筆不可)
□ 経費立替請求書 書類はこちらで準備しますが、皆さんの印鑑が必要です。
1.2 JASSOの奨学金免除申請を予定している人へ
修了年度の2月末〜3月4日頃には、できるだけ卒業旅行等を入れないようにして下さい。例年、この時期に書類提出があります。(2019年3月1日追記)
2. 鈴木研の研究室ゼミについて
・研究室メンバーは参加してください。
・原則週1回 (春学期は金曜日の4限)
・各自の進捗情報報告(週報・2019年度よりペーパーレス化)/研究紹介/実践論文ゼミ/今週の予定
・1回、70分程度
・場所: 3F-417
★ゼミの当日13:00までに、PDF化した週報(1〜2ページ程度)をメール添付で研究室の全員あてに送付してください。ゼミ当日は、各自PCを持参してください。
週報テンプレート(2021/4/8版) 記入は日本語でOKです。個人情報保護のため、研究関連以外についての詳しい内容は書かないようにしてください。
メール件名の例 20220408_週報_鈴木義和   ファイル名の例  20220408_週報_鈴木義和.pdf
  2023年度  
     
     
     
4    
   
   
1  4月14日(金) 4限 週報
  2022年度   
10 5月11日(水)15:10-15:30 圓道さんプレゼンテーション 「Al2O3-Ag、Al2O3-Ag2Oの相平衡と反応性について」
9 5月11日(水)13:45-15:00 論文執筆OJT(宮田君データの論文化B)
8 5月6日(金)13:45-15:00 論文執筆OJT(宮田君データの論文化A)
7 4月28日(木)締切23:55  週報 (メールのみ)
6 4月26日(火)10:45-12:10 論文執筆OJT(宮田君データの論文化@)
5 4月26日(火)10:10-10:40 TEM-EDSのデータ解説・像解釈(圓道さんサンプル利用)
4 4月15日(金)13:45-15:00 週報 (対面+ZOOMハイブリッド)
3 4月15日(金)13:45-15:00 週報 (対面+ZOOMハイブリッド)
2 4月8日(金)13:45-15:00 週報 (対面+ZOOMハイブリッド)
1 4月1日(金)10:10-11:25 2022年度研究室ガイダンス、研究紹介、アナウンスなど
14 7月10日(金)10:30-11:30 週報
13 7月3日(金)12:15-13:15 週報、セラ協予稿チェック
12 6月26日(金)12:15-13:30 週報 終了後、焼結炉の温度校正実習
11 6月19日(金)10:00-12:00 週報、実験小物再配分、3F-537のスペース配分など
 終了後 実験デモ・チュートリアルの日程調整: 
  M2佐久間⇒M1坂本(ペロブスカイト太陽電池の合成・評価)
  M2羽鳥・馬⇒M1鏡・B4田沼(多孔質Al2O3ペレット焼成、フィルター特性評価)
  M1中島⇒B4 大橋 (固相法による顔料合成、朱君の系の引継ぎ)
10 6月12日(金)10:10までに、週報登録 週報 (メンバー向け一斉メールのみ、対面無し)
9 6月5日(金)10:10までに、週報登録 週報 (メンバー向け一斉メールのみ、対面無し)
8 6月1日(月)分散開催 A班 谷口、佐久間、中島、坂本 (太陽電池・光関連材料班)
B班 羽鳥、馬、鏡、田沼 (有機物膜分離班)
C班 中村、菅沼、福島、大橋 (機能性セラミックス班)
7 5月29日(金)10:10までに、週報登録 週報 (メンバー向け一斉メールのみ、対面無し)
6 5月22日(金)10:10までに、週報登録 週報 (メンバー向け一斉メールのみ、対面無し)
5 5月15日(金)10:10までに、週報登録 週報 (メンバー向け一斉メールのみ、対面無し)
4 5月8日(金)10:10までに、週報登録 週報 (メンバー向け一斉メールのみ、対面無し)
3 5月1日(金)10:10までに、週報登録 週報 (メンバー向け一斉メールのみ、対面無し)
2 4月24日(金)10:10までに、週報登録 週報 (メンバー向け一斉メールのみ、対面無し)
1 4月3日(金)10:00-12:00 2022年度研究室ガイダンス、研究紹介、仮テーマ決め(新M1、新4年)
 
 3. 論文執筆OJT 【対象:鈴木研メンバー + 未来のラボメン】
 3.1 卒論・修論・予稿等作成時のよくある間違い事例集

要修正の表記・読み方 修正後の表記・読み方 コメント、なぜ修正するのか
諸言 緒言 読み方は「しょげん」です。毎年一人は言偏で書く人がいますので要注意! 誤用率No.1
浸漬(しんせき) 浸漬(しんし) 最近は、「しんせき」という慣用読み(?)も普及しつつありますが、鈴木研では「しんし」で統一しています。口頭発表の時は意識しましょう。「しんせき」、が正しいと信じている人も多く、また、言語は時代とともに変化していますので、他研究室の人が「しんせき」と読んでいても、気にせずスルーしてください。
焼結体を作成 焼結体を作製 サンプルや装置では、通常、「作製」をつかいます。
スライドを作製 スライドを作成 文書やプレゼンなどにつかいます。モノの場合も、日常的で簡単なものであれば「作成」を使うことがあります。
混合粉末を調整 混合粉末を調製 prepareやmanufactureするものは調製です。作製に近いですが、作製よりは簡単なイメージ。AとBを混ぜる、といった単純な操作の場合には、作製よりも調製がしっくりきます。
pHを調製 pHを調整 adjustやmodulateするものは調整です。時計を合わせるときやスケジュールも、「調整」ですね。
20℃ 20 ℃ 英文で「℃記号」の前に半角スペースを入れるかどうかは、論文誌・学会誌ごとに取り決めがあります。セラミックス分野では、J. Am. Ceram. Soc.では2020年現在も半角スペースを入れていませんが、J. Ceram. Soc. Jpn.では2019年度からスペースを入れることに統一しました。なお、ISO(国際標準)では半角スペースを入れることが推奨されています。
和文の場合は、そもそも数字と単位の間にスペースを入れるべきかどうかの規定があいまいなため、少なくとも文章単位で統一するようにしましょう。学術文書では、横書き和文の場合も英文に倣って、半角スペースを入れる場合が増えつつあります。
XRD spectra
XRD spectrums
XRD patterns 研究室で使っている角度分散型の(普通の)X線回折装置(横軸が2θのもの)では、幾何的に回折角を変化させて測定していますが、X線の波長、波数、エネルギー等は 変化せずに一定なので、出力されるデータセットは、「スペクトル」ではなく「パターン (図形)」です。やや古めの論文では、ロール紙にプロッタ印字していましたので、「XRD charts」という表現も出てきます。
角度分散型ではなく、波長分散型のX線回折であれば、XRD spectraという表現もあり得ますので、機械的に間違いとは判断しないようにしましょう。
なお、 spectrumsという複数形綴りは現在では間違いではないのですが、ラテン語系の英単語の場合はspectraと綴るのが正式です。(datum, dataと同じ)
Shimazu Shimadzu メーカー等の固有名詞は、必ず公式Web等で表記を確認しましょう。
Toso Tosoh メーカー等の固有名詞は、必ず公式Web等で表記を確認しましょう。
Spiro-OMeTAD Spiro-MeOTAD どちらも広く使われており、どちらも間違いではないのですが、鈴木研のこれまでの論文の多くがMeOTADの順にしています。(岡野君の論文ではOMeTADでした) 少なくとも同じ論文の中では統一するようにしましょう。
Fig. 1 and 2 Figs. 1 and 2 複数の図に言及する場合、Fig.という省略形を使う場合は、Figs.にしましょう。
     
     

3.2 投稿論文の執筆目標とオーサーシップ等について (慣行の明文化) (2022/4/5)
  (鈴木研への参加を希望される方も是非参考にしてください)
 鈴木研では、学生の積極的な論文投稿を推奨しており、原則、実験を実施した学生がFirst authorになります。論文指導はマンツーマンで時間をかけて丁寧に行っています。
以下、国際化対応のため、執筆目標・オーサーシップ等についての鈴木研究室の慣行を明文化します。

 修士課程では、「大学院在学中に、1報以上論文投稿し、修論発表前にアクセプトされる」、というのが目標です。 歴史に皆さんの名前を残しましょう!
 博士課程では、「大学院在学中に、3報以上論文投稿し、予備審査前に2報、本審査前に3報アクセプトされる」、というのが目標です。

〇大学院修了時の対応
・修了前に投稿が完了し、修了後に残念ながら不採択となった場合、内容に大幅な変更がない場合は、次の投稿先でのFirst authorの変更は行いません。軽微な追加実験・解析を行った人については、second authour以下に名前が入ります。
・修了時までに投稿できるクオリティになっておらず、図表のデータのみといった状況の場合は、研究を引き継いで投稿論文を完成させた人をFirst author、実験データを残して修了した人をsecond authourとして扱います。既修了者も投稿時の論文検討には加わっていただきますので、修了前に大き目の添付ファイルを開けるメールアドレスを忘れず登録してください。オンラインミーテングも積極的に併用します。
 (Kathy Barker 「アット・ザ・ヘルム」 に書かれている 「やり残し,書かなかった論文」の項を参考にしています)

〇他大学進学・研究職就職の場合
・他大学に進学する、あるいは、研究職として就職する場合で当該研究を継続される場合は、進学・就職先の所属を主な所属として、筑波大学で実験したデータを利用して論文化していただいて構いません。知財管理の観点から、当時の所属も併記するようにしてください (投稿時に要確認)。
3.3 論文執筆おすすめツールなど 和文編

3.4 論文執筆おすすめツールなど 英文編
 
3.5 Windows PCの設定Tips
(1) 型落ち機種でも良いので、いまならUSB Type-C搭載機種にしておく。
 私の現在のメイン機はWindows PCのノート型です。ある意味、一番重要な仕事道具なので、大事には使いつつも、耐用年数の4年程度で更新することが多いです。以下、PC機種の選定方法についての目安です。

 私は
   
 1990年〜1992年頃
(学部生時代)
 PC-9801(EPSON互換機!)。はじめて夏休みのバイトで、買ったPCがPC-386GEという5インチフロッピードライブと3.5インチフロッピードライブがついた互換性重視の機種でした。当時は40万円ちかくしましたが、夏休みの電子機器組み立てバイトで苛性だ40万円!をこのPCにつぎ込みました(笑)…最後のバブル期ですね
1992年度〜1997年度
阪大産研
(新原研時代)
学部4年生で研究室に入ってからは、ずっと旧Macでした。4年生の時は、同期の北山君と研究室に数台しかないMacintoshを奪い合いながら卒論を書いていました。Mac関連は当時助手の関野徹先生(現・阪大産研の所長!)が色々と教えてくださいました。
 
   
   


・は。
・名古屋工業技術研究所時代はMac(旧MacOS8あたりまで)
・2002年〜2003年(経済産業省出向時)はWindowsの古いノートPCのみ使用可
・2003年〜2011年 京都大学時代に、旧MacデータをほぼWindowsに移行
・2011年〜2022年現在、筑波大学では、Windows(メイン)+Linux(計算関連)+iPad(タブレット用途)+Androidスマホを用途(使いたいアプリ)に応じて使い分け
というスタイルに落ち着いています。
iPadは2019年から、Linuxは2021年から使い始めましたが、やはりWindowsとのデータ交換は欠かせません。私は、今のところ、十分に信頼できる大学関連のサーバー以外では、出来るだけオンライン(クラウド)ストレージを必要最小限に留めるようにしています。やはり、「セキュリティ上の懸念」、や、「いつサービスが停止するとも限らない」、というリスクがあります・
 ローカルで、外付けメディアに2重、3重にバックアップするというのが、(あくまで私にとっての)最適解であり、さらに重要な書きかけの原稿や、共同執筆案件のみ、クラウドストレージに上げる、といった具合です。



2002年以前はMacユーザー(68000〜PowerPCまで)だったので、旧Macの良さは良く知っています。2002年の経済産業省出向を契機に、職場ではWindowsPC以外は使えない状況が1年間つづきましたので2003年頃からWindowsユーザーになっています。
 2022年現在ではWindows(メイン)+Linux(計算関連)+iPad(タブレット用途)+Androidスマホを用途(使いたいアプリ)に応じて使い分けるというスタイルに落ち着いています。研究室から学生に貸与するPCも、原則的にWindows PCを貸与しています(2022年5月に11世代CPUの比較的高速な機種に、全員分を更新しています。12世代は、まだあまり普及しておらず、品不足なためです。
 皆さんが個人で買われるときは、もちろん趣味で選んで良いと思いますが、自宅と研究室、出張先を持ち歩くのであれば、
・できれば1.3 kg以下のもの(これ以上になると「重い」と感じて、持ち運びが面倒になります)
・できれば12インチ



(2) 個人用PCの持ち込みとNet接続について
も持ち込みかですが、物質工学系のネットワークには接続できないルールになっており、筑波大学の無線LANに接続することになります。

 以下、私がノートPC

3.6 iPadOSの設定Tips(外部モニター接続時の色合わせなど
最近、鈴木研でもiPadを研究に利用している学生が多くなってきました。私もiPad Pro 12.9 (2018モデル)とiPad Air 4をそれぞれ、メインとサブとして使っています。
 IiPadの使用頻度が上がってきたのですが、修理の時に「総入れ替え(=中身はあきらめる)」ことになるケースが多いため、バックアップは欠かせません。
 以下、iPad 利用時のTipsです。これから買ってみようという学生の皆さんは是非参考にしてください。
(1) 型落ち機種でも良いので、いまならUSB Type-C搭載機種にしておく。
 2022年現在でも、最新の無印iPadはLightining端子が採用されていますが、EUを中心に携帯電話用充電器の端子統一が政策として進められている現在、iPad OSでも徐々にですが、Lightning端子(iPhone用のローカル規格)からUSB type-Cに切り替わっていく見通しです
 AppleやSONYは付加価値をつけるため、昔から独自端子・独自規格にこだわっていた企業ですが、だんだんと時代の波には逆らえなくなってきました。「修理する権利」もその一例で、WindowsPCでも、SSDの交換やメモリの交換をユーザー各自で行える機器が国際標準になっていく傾向です。
 現在では、CPUを除き、WindowsとMacのハードウェア的な差はなくなってきており、文字コードやバイナリコードなどのソフトウェア的な違いを除けば、あとは「OSの使いやすさやフォント、デザインの違い」、といったところです。iPadもiOSとiPadOSに分かれたあたりから、どんどんとPC化(タブレットPC化)が進んでおり、「タッチ操作とApple Pencilの使いやすさ」、を除けば、WindowsやAndriodタブレットとの差も小さくなってきています。


3.7 作業前のBGM編(作業中はOFF推奨ですが、やる気モード用にはおすすめ♪)
(1) 締切前に気合を入れるとき
 「デスラー襲来」 (2199世代もOK アラフィフには感涙) アマゾンmusicで100円。
 「・・・私は締切と戦っているのだよ。私の一番楽しい時間をくだらん会議で邪魔しないでく給え」 などと呟くのも可。もちろん、謝辞を書くときは、「感謝の極み。」のひと言を添えて。

(2) Introductionを書く前に気合をいれるとき

 「ラストエグザイル OPテーマ - Cloud Age Symphony 」
 広い視野でイントロを書くときに、これを聞くと、「永遠に」書けそうな気がする逸品。

(3) Experimentalを優雅に書くとき
 「王宮のロンド/Rondo」(Dragon Quest V)

(5) Results & Disscussionが大詰めに差し掛かった時

 「勇者の挑戦」 Hero's Challenge (Dragon Quest V ゾーマ戦BGM)

(6) いよいよ大詰め。Conclusionsを仕上げるとき。まずは、箇条書きでイントロの最終段落に対応させながら。
 「Get Wild」(TM Network)

(7) 謝辞を書きながら。この論文をかけたことに誇りもちつつ、感謝の気持ちを。

 「I'm proud.」(華原朋美)

(8) 引用文献を根気良く追記し、書誌情報の体裁を整えるとき
 「ボレロ」(モーリス・ラヴェル) 最後の盛り上がりで、一気に書き上げていけます。

(9) 一番最後にアブストラクトを書くときに
 「残酷な天使のテーゼ」(高橋洋子) アブストにリズム感が欲しいときに。
 「My Revolution」(渡辺美里) 総説や解説のアブストラクトにはコレ(笑)

(10) 気合を入れてカバーレターを書くとき
 「翔べ! ガンダム」 (SF系のOPは全体的におすすめ)

(11) オンライン投稿システムで、書誌情報入力から投稿ボタンまで
 「超時空要塞マクロス OP」

(12) リジェクトされて、気持ちを切り替えて次の投稿先を探すとき。
 「あきらめましょう」(華原朋美)  ぱっぱっぱらっぱ〜♪

(13) リビジョン(改訂)、大幅書き換えのとき
 「射手座☆午後九時Don't be late」 (シェリル) 「次のステージに行きましょう〜〜♪」
 (載っけて!(乗っけて!)

(13) 書き直した論文を再投稿するとき。IFを上げるときは是非コレ!
 「ライオン」(シェリル&ランカ)  生き残りたい、生き残りたい〜〜♪
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