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2021年度 D論・修論・卒論チェック進捗表(□受け取り済み、■チェック済み)
構成 原則として、2章・3章・4章などの本文は、章ごとに各章のイントロ(背景や目的)、実験・解析方法、結果と考察、小括、参考文献など、投稿論文に近い構造で書いていきましょう。特にD論・修論は本文各章≒投稿論文1報相当のイメージです。総括・結言に当たる章(多くは5〜6章)は1章で提示した論文全体の目的に対応させることを意識して書きましょう。また、論文の本筋に含めにくいサブテーマ的な内容や、自作装置・解析法の詳細などは補章(補遺)に入れると書きやすくなります。 執筆順序 1章(論文全体の緒言)が案外難しいので、2章以降を先に書いてから1章に戻るのもOKです。 目安分量 鈴木研では、卒論は40ページ以上、修論は60ページ以上、D論は100ページ以上を一応の目安としています。第3者が実験・解析をトレースできる程度に詳しく書きましょう。長い分にはOKですが、単なるデータ集にはならないように意識しましょう。 確認事項 ・装置や試薬の型番・メーカー名も忘れずに記載してください。装置写真や試料セッティングの詳細(写真やイラスト)なども含めると、後輩の皆さんの参考になります。 ・参考文献の体裁(著者名の姓名の順、大文字・小文字の使い方、書誌名の表記方法など)を論文全体で揃えるようにし、各参考文献のタイトルをできるだけ書きましょう。 ・半角ハイフンと半角マイナス記号は意識して使い分けましょう。半角マイナスは半角で2212と入力してからAlt+Xキー入力です。 ・化合物名を英語で綴るときには、文頭・略号・固有名詞以外は小文字から綴り始めてください。試薬メーカーのWebサイト(カタログ)に倣って、全て大文字から始める人がいますが、これはNGです。人名などを冠した試薬以外は、一般名詞です。 ・ 図のキャプションは図の下、表のキャプションは表の上。図表をWordに貼りこむときは、レイアウトの詳細設定で、文字列の折り返しを行内にしましょう。また、キャプションにはテキストボックスを用いず本文(行内)を使いましょう。こうすることで、編集中に図表とキャプションの位置関係が崩れることが防げます。レイアウトの細かい調整は、内容を確定させた最終段階で行います。投稿論文化する場合は特に、表はWordかExcelで作るようにして、編集可能な状態にしておきましょう(画像データでは、解像度不足になります)。 |
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