筑波大学
鈴木・福田研究室
鈴木博章・福田淳二研究室
サイト移転しました。 http://www.ims.tsukuba.ac.jp/~szk_fkd_lab/index.html (2008/11/05) |
当研究室で進めている研究をまとめましたので是非ご覧ください。
→研究紹介← (2007/12/17)
**重金属測定装置の開発に成功!!**
当研究室での研究成果を基に重金属を迅速・高感度・高精度に測定する小型分析装置が開発されました。詳細は下記JSTのプレスリリースのページをご覧ください。
http://www.jst.go.jp/pr/info/info418/index.html
近年、医療・環境・食品など様々な分野で成分分析などを行う化学センサの役割は益々大きくなっています。しかし、一般的に利用されている化学センサは大型で高価な物が多く、専門の技術者でなければ操作出来ないため、たとえば十分な検査設備のない地方や、発展途上国などでは十分な検査、医療サービスを受けられないといった問題があります。この様な化学センサも、微小化を進め、シンプルなインターフェイスと組み合わせることで オンサイトでの簡易計測などが簡単に行えるようになります。また、大量生産が可能となることで、価格を低く抑えることもできるため、発展途上国での医療検査水準を高めることも出来ると考えられます。これらを実現する方法の一つとして、ポンプやセンサなどを小さなチップ上に集積化した微小化学分析システム(Micro Total Analyssi System: TAS)の研究が活発に行われています。
μTASの利点として
・必要サンプル量の低減
・反応時間の短縮
・測定の自動化
・装置のディスポーザブル化
・低コスト
・オンサイトでのセンシング
などがあげられます。
このように多くの利点を持つμTASは医療・創薬などを中心に、その潜在的市場は非常に大きいとされていながら、実用化されている例はけして多くありません。そこで我々の研究室では、実用化を前提としたμTAS、Lab-on-a-Chipの実現をめざして 電気化学的原理を利用したマイクロポンプやマイクロセンサの研究を行っています。
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