VISION
カーボンニュートラル実現に向けた
基礎研究と応用展開
2017年に筑波大学の研究者らが中心となり世界で初めて合成に成功したホウ化水素(HB)ナノシートは新しい二次元ナノシートであり、軽いホウ素と水素のみで構成(原子数比1:1)されています。現在、「水素を作る、ためる・運ぶ、使う」といった利活用のための様々な課題を解決するため、ホウ化水素を用いた応用研究が展開されています。
本センターは、このような有望材料であるHBナノシートの世界初の拠点となるセンターです。カーボンニュートラル実現に向けた基礎研究と応用展開を中心に研究活動を推進して参ります。
News
ニュース
- 2025.9.18
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TSUKUBA CONFERENCE(筑波会議)で下記のセッションを開催します
ID:P-06 Public Sessions
Key materials development for hydrogen utilization
水素の利活用に向けて重要な材料開発
開催日時:2025年10月3日(金曜日) / 13:30 - 16:30 Onsite
開催場所:Room202A
主催者:筑波大学 ホウ化水素研究センターおよびMI学位プログラム、物質材料研究機構、産業技術総合研究所
プログラム
About
センターについて
ホウ化水素研究センターは、ホウ化水素研究において世界の中心拠点となり、マテリアル、フュージョンエネルギー、宇宙、健康・医療、環境エネルギー分野の研究開発や社会での活用に貢献していきます。
Research
研究概要
2017年に新たに合成に成功した「ホウ化水素」は、カーボンニュートラルを実現するために重要な水素の生成、輸送、貯蔵、利用において鍵となるマテリアルです。ホウ化水素は水素の利活用だけでなく、レーザー核融合の燃料や宇宙開発での利用も見込まれており、幅広い用途が期待できます。 現在、ホウ化水素を用いた応用研究が展開されています。