高島 篤司
ATSUSHI TAKASHIMA

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

数理物質科学研究科 

物性・分子専攻 

博士前期課程:2年

出身高校:埼玉県立春日部高等学校



 研究内容
 研究テーマ:化学的マイクロポンプを用いた自律的マイクロフルーイディックデバイス
 近年、マイクロポンプやバルブ、センサなどの分析操作に必要な各構成要素をチップ上に微小化・集積化した微小化学分析システム(μTAS)の研究が活発に行われている。次世代型のμTASに求められる重要な機能の一つは自律的動作であり、送液制御はこの中でも最も重要な課題である。従来の送液制御は、外部からの電気信号により行われてきたが、これを外部から何も信号を与えなくても自発的に決められた手順にしたがって動作するデバイスへと発展させたいと考えた。そこで本研究では、過酸化水素と二酸化マンガンの反応で生じる酸素気泡の体積膨張を駆動力とする化学的マイクロポンプを作製した。
 研究業績
 学会発表など
(1)高島篤司、清水義文、佐藤航、福田淳二、鈴木博章、マイクロ溶液プラグによる逐次反応型マイクロバイオセンシングシステム、第44回化学センサ研究発表会、東京工業大学、2007年9月
(2)高島篤司、横幕浩臣、佐藤航、福田淳二、鈴木博章、微細構造上でのエレクトロウェッティングとそのマイクロフルーイディック素子への応用、第25回「センサ・マイクロマシンと応用」シンポジウム、沖縄コンベンションセンター、2008年10月
(3)高島篤司、福田淳二、鈴木博章、化学的マイクロポンプと微小流路ネットワークによる送液プログラミングとその化学分析への応用、第47回化学センサ研究発表会、京都大学、2009年3月
(4)A.Takashim, J. Fukuda, and H. Suzuki, Chemically Actutated Microinjectors and Programming with a Microfluidic Network, IEEE Transducers2009, Denver USA, June 2009
(5)高島篤司、福田淳二、鈴木博章、化学的原理に基づく自律的マイクロフルーイディックデバイスとその化学分析への応用、2009年度電気学会センサ・マイクロマシン部門総合研究会、東京工科大学、2009年7月
 趣味・特技
 野球、スノーボード、ビリヤード
 好きなダブルプレー
  4-6-3
Last update 07/27/2009

BACK