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瀬戸 祐希
YUKI SETO
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・数理物質科学研究科
・物性・分子工学専攻
・博士前期課程2年
・出身高校：和歌山県立桐蔭高等学校
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| 研究内容 |
研究テーマ：電気化学的細胞脱離法を用いた毛細血管網作製
現在、ドナー不足や免疫抑制の問題などで行き詰まりの臓器移植に代わって、再生医療が注目を集めている。再生医療とは、患者自身の細胞や、万能細胞などを用いて生体外で組織を構築し、移植する技術である。しかし、肝臓のような三次元的な厚みのある臓器の構築は現状では不可能である。それは、組織内に血管構造を付与する技術が確立していないため、酸素・栄養素を供給することができないためである。そこで本研究では、研究室で開発した、電気化学的な細胞脱離法を用いて、毛細血管構造を形成する技術を確立することを目的としている。 |
| 研究業績 |
（１）福田淳二、稲葉里奈、瀬戸祐希、鈴木博章、電気化学的原理に基づくティッシュ・エンジニアリング、第7回日本再生医療学会、名古屋国際会議場、2008年3月
（２）瀬戸祐希、稲葉里奈、岡村健太郎、鈴木博章、福田淳二、毛細血管を有する三次元組織体構築のための基礎検討、化学工学会第40回秋季大会、東北大学、2008年9月
（３）Y. Seto, R. Inaba, H. Suzuki, J. Fukuda, Electrochemical Cell Detachment
and Its Application for Engneering Tissue Constructs with Capillary Structure,
TERMIS-AP 2008, Tissue Engneering & Regenerative Medicine International
Society Asia Pacific Chapter Meeting 2008 SYIS-15, Taipei, Taiwan, November,
2008
（４）福田淳二、稲葉里奈、瀬戸祐希、鈴木博章、電気化学的な細胞脱離を利用した細胞組織の構築、化学工学会第74年会、2009年3月
（5）亀岡典哲、稲葉里奈、瀬戸祐希、鈴木博章、福田淳二、血管新生能評価マイクロデバイスの開発、化学工学会第74年会、2009年3月
（６）Y. Seto, H. Suzuki, J. Fukuda, Microfabrication of Capillary-like Structures
Using Electrochemical Desorption of an RGD-Containing Peptide, termis 2nd World Congress in conjunction with 2009 Seoul Stem Cell Symposium, Seoul,
Korea, September, 2009
（７）Y. Seto, R. Inaba, T. Okuyama, F. Sassa, H. Suzuki, J. Fukuda, Engineering
of Capillary-Like Structures in Tissue Constructs by Electrochemical Detachment
of Cells, Biomaterials, 31, pp. 2209-15 (2010)
（８）T. Okuyama, H. Yamazoe, Y. Seto, H. Suzuki and J. Fukuda, Cell Micropatterning
inside a Microchannel and Assays under a Stable Concentration Gradient,
Journal of Bioscience and Bioengineering, in press |
| 興味のある分野 |
| 再生医療、電気化学、MEMS |
| 趣味・特技・こだわりなど |
| スノボー、バレー、サーフィン |
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