安達 貴広
TAKAHIRO ADACHI

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数理物質科学研究科 

物性・分子専攻 

博士前期課程:2年

出身高校:茨城県立土浦第一高等学校



 研究内容
研究テーマ:フィードバック機能を有する微小銀/塩化銀参照電極
 微小化学分析システム(μTAS)の中でも、電気化学測定に基づくものは微小化や大量生産などにおいて有利であるため、実用的なデバイス開発に期待が高まっています。このうちポテンショメトリック等、電位を問題にする場合には、電位基準となる参照電極が非常に重要な役割を果たします。参照極としてμTASでも用いられる銀/塩化銀電極は、電位を一定に維持するために、電極付近のCl−濃度を一定に維持する必要があります。しかし、μTASのような微小空間内でこれは極めて困難です。この問題を解決するため、変則的三電極系を用い、負のフィードバックをかけることによりCl−濃度を一定に維持する制御機構を考案し、研究を行っています。
 研究業績
学会発表等

(1)安達貴広、福田淳二、鈴木博章、“変則的三電極系によるフィードバック機能を有する微小銀/塩化銀参照電極”、第25回「センサ・マイクロマシンと応用」シンポジウム、沖縄コンベンションセンター、沖縄、2008年10月 (Poster)

(2)安達貴広、福田淳二、鈴木博章、“フィードバック機能による微小銀/塩化銀電極電位の安定化”、第76回電気化学会(第44回化学センサ研究発表会)、京都大学吉田キャンパス、京都、2009年3月 (Oral)

(3)Takahiro Adachi, Junji Fukuda, and Hiroaki Suzuki, “Miniaturized Reference Electrode with a Negative Feedback Function for Potential Stabilization”, IEEE Transducers '09, Sheraton Denver Downtown Hotel, Denver, U.S.A., June, 2009 (Oral)

(4)安達貴広、福田淳二、鈴木博章、“電位安定化フィードバック機能を有する微小銀/塩化銀参照電極電気学会(平成21年度センサ・マイクロマシン部門総合研究会)、東京工科大学、東京、2009年7月 (Oral)
 趣味
 @野球    Aサッカー  B将棋  
 好きなチーム
 @ロッテ   ALiverpool 
Last update 03/31/2009

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