Updated on April 28, 2014
イベント情報
第1回 シリコンルネッサンス研究会 
(1st Meeting of The Silicon Renaissance Research Group)
主 催 日本セラミックス協会 シリコンルネッサンス研究会
日 時 2014年4月28日(月) 13:00〜16:30 (受付開始 12:30)
場 所 筑波大学 第3エリア 3B204講義室
内 容
13:00 開会のご挨拶
【セッション1 シリコン原料・シリコン系太陽電池の新展開】
13:10 物質・材料研究機構 環境・エネルギー材料部門 角谷 正友 主幹研究員
 「シリコンの最新製造プロセス」 (仮題)
13:40 筑波大学 数理物質系 物理工学域 末益 崇 教授
 「シリサイド半導体pn接合によるSiベース薄膜結晶太陽電池」 (仮題)
 
14:10 コーヒーブレーク

【セッション2 シリコン系セラミックスの新展開】
14:30 東京工業大学 応用セラミックス研究所 篠田 豊 助教
 「SPS焼結した炭化ケイ素セラミックス中のムライト配向組織」
15:00
産業技術総合研究所 先進製造プロセス研究部門 
 近藤 直樹 研究グループ長、日向 秀樹主任研究員
 「シリコン由来原料を利用した 窒化ケイ素セラミックスの作成」

【セッション3 学生発表】
15:30 筑波大学 大学院数理物質科学研究科 物性・分子工学専攻 岡本裕二君
 「熱プラズマから発生した水素ラジカルによるグラニュー糖と混合したSiO2の還元」

【セッション4 総合ディスカッション】
15:45 東京大学新領域創成科学研究科/筑波大学北アフリカ研究センター 鯉沼秀臣客員教授
 「シリコンルネッサンスに向けて!」 (仮題)
閉会ご挨拶
16:15 希望者向け: ラボツアー(鈴木義和研究室)

参加費 無料
 研究会後の懇親費(17:00頃開始、つくば駅付近)は実費となります。
申 込 参加申込は不要です。直接会場にお越し下さい。
問合せ (事務局: 鈴木義和)
アクセス つくばエクスプレス つくば駅前バスターミナル6番より、「筑波大学中央」、「筑波大学循環(右回り)」で「第三エリア前」で下車してください。バスは平均して10分おきくらいにはきます。乗車時間は14±3分程度で値段は270円です。上記のバスが来ないときは、「筑波大学循環(左回り)」でも大丈夫です。20±3分と多少乗車時間が長めになりますが運賃は一緒です。「第三エリア前」バス停すぐそばの背の高い建物が3F棟(工学系学系F棟)です。その奥に進んだところに3B棟があります。
キャンパスマップ: http://www.tsukuba.ac.jp/access/map_central.html
シリコンルネッサンス研究会について
背景と目的
 シリコン系太陽電池やシリコン系セラミックス(酸化物・非酸化物)の製造において、高純度・低コスト・低環境負荷のシリカ・シリコン原料の確保は大変重要です。太陽光発電では、グリット・パリティ が現実として近づきつつある中、将来の基幹電力化に向けてより一層の低コスト化が進められています。従来のシリコン太陽電池は、半導体グレードシリコン(イレブン・ナイン、SeG-Si)の端材等を流用して製造されていたため、パネル自体の価格抑制が難しかったものの、ソーラーグレードシリコン(シックス・ナイン、SoG-Si)の実現により、より低価格でのパネル供給が可能となり欧州をはじめとして太陽光発電の積極的な導入が進められているところです。今後、より一層の低価格化をめざし、現在主流となっているシーメンス法を代替可能な、新しいソーラーグレードシリコン製造法の確立が期待されています。
 一方、シリコン系セラミックスでは、機能性ガラス、シリケートセラミックス、SiC、Si3N4など多くの材料で目的に応じた種々のシリカ・シリコン原料が必要とされており、今一度シリコンを見直そうという動き、「シリコンルネッサンス」が起こりつつあります。
 本研究会では
「シリコンルネッサンス」をキーワードとして掲げ、シリコン系材料に関心を持つ各方面の研究者が集い、さまざまな観点からシリコン系材料の高度化に関する検討を行うこととしました。具体的には、これまであまり交流がなかったシリコン系セラミックス研究者、シリコン半導体研究者、シリカ・シリコン原料研究者等が集い、互いの研究活動を紹介するとともに、今後どのような研究開発が必要となるかについて意見交換を行うことを目的としています。また、学生を含めた若手研究者への積極的な支援活動を行っていきたいと考えています。 (2014年4月発足)
研究会の構成・事務局 (2014年4月現在)
(1) 代表者 鈴木義和 (筑波大学)
(2) 世話人
 (50音順)
桐原聡秀(大阪大学)、鯉沼秀臣(東京大学・筑波大学・物材機構)、近藤直樹(産総研)、
篠田 豊(東京工業大学)、末松久幸(長岡技術科学大学)、角谷正友(物材機構)、
福島 学(産総研)
(3) 事務局 〒305-8573 茨城県つくば市天王台1-1-1 筑波大学 数理物質系 物質工学域
 鈴木義和研究室気付 シリコンルネッサンス研究会
 Tel: 029-853-5026, e-mail:
(参考) 日本セラミックス協会 研究会規約について
http://www.ceramic.or.jp/csj/kenkyukai/n_kenkyukai.html
研 究 会 規 約 (2011年11月29日)
(総則)
第 1条 研究会の設置、運営などについては、本規約の定めるところによる。

(研究会の目的)
第 2条 研究会は、セラミックスにおける境界領域的、萌芽的、学際的、業際的及び生産技術的研究の発展を援助するため、研究交流・情報交換を活発化し、有志 研究者の組織化の奨励を目的とする。
2  若手研究者の研究交流・情報交換の活発化

(研究会の設置)
第 3条 研究会の設置申請は、代表者1名と世話人5名(日本セラミックス協会個人会員)以上の連名で、研究会名、設置理由その他を記した所定の申請書を運営 委員会委員長あてに提出する。
第 4条 運営委員長は、この申請を運営委員会に諮りその採否を決定する。
第 5条 研究会の活動期間は1年単位とし、設置申請時期は前期(4月開始)が1月末日及び後期(10月開始)が7月末日とする。又、継続申請の場合も同時期 とする。
第 6条 上記申請とは別に、運営委員会の発議により研究会を設置することができる。
第 7条 研究会設置時には、その研究会名、代表者、目的などをセラミックス誌に掲載するものとする。

(研究会会員)
第 8条 研究会会員は、日本セラミックス協会会員に限らない。

(研究会の運営)
第 9条 運営委員会の審査を経て、研究会に対し財政援助を行うことができる。
第10条 研究会への財政援助は、原則として発足後3年を限度とする。ただし、特に必要と認められた場合は、 減額の上2年以内の継続ができる。
第11条 研究会の事業計画、予算、組織、運営などは当該研究会において定める。

(研究会の報告)
第12条 研究会は、当該1年間の活動報告書を作成し、前期発足研究会は4月末及び後期発足研究会は10月末までに運営委員長に提出す る。
第13条 研究会が活動を終了する場合は、終了報告書を提出する。

(規約の改廃)
第14条 本規約の改正は、運営委員会の議決により行う。
第15条 本規約は、理事会の承認のあった日から施行する
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