研究室紹介

〜黒田研究室を希望される方はぜひ参考にしてください〜

研究室紹介ビデオ

研究室の紹介ビデオがYoutubeで公開されました!!
半導体新材料の開発:筑波大学 黒田研究室

研究していること

黒田研究室では主に半導体の作製、物性評価を行っています。
作製する半導体に磁性元素(Cr,Mn等)を微量入れることで、
半導体に磁気的性質を持たせること(希薄磁性半導体:DMS)が可能となります。
最近では、DMSを用いたデバイス(電界制御等)にも着手しています。
今までのエレクトロ二クスは電子の"電荷"という情報を使ってきましたが、
電子の”スピン”という情報を使用することによって
新たに”スピントロニクス”という分野の開拓を目指しています。


研究室にはいってから

黒田研究室では実験(試料作製)がメインで、作成試料の測定、解析そしてゼミでの報告という流れになります。
実験装置を多く使用するので、まずは実験装置の使い方を覚えます。
試料を作成する装置のMBEやレーザーアブレーション、測定するためのmagnetやEPMA、]線解析装置などの分析装置の使い方を覚えます。
そして、得られたデータの解析作業のやり方を覚えるという流れになります。

研究室の一日

朝 : 研究室に来る。(9時半ごろ)
コーヒーを入れる。先生や先輩と雑談や実験の進め方などの相談。
その後、実験する人は実験をしたり、解析を進めたり、測定したりする。
それぞれチームごとにすすめる。
授業がある人は授業へ。
お昼 : 先生と先輩でお昼を食べにいく。ここで雑談したり報告や相談などする。
その後、やることがある人は実験をしたり、解析したり、測定を続ける。
ゼミの準備や勉強など。
やることが済んだ人は帰る。
 ※研究の現状報告、論文紹介等のゼミは週一回程度


グループ分け

黒田研究室にはテーマ毎にグループがあり、それぞれのグループでの作業となります。
グループ決めは1学期中にみんな(4年生同士)の話し合いで決まります。


ゼミ

ゼミは週に1回(一学期は2回)あります。
※メインのゼミ
ここでは自分に関係のあるテーマの論文紹介(1時間ほど)
自分の研究の進捗状況の発表、現状報告(2時間ほど)
を各一人、あるいは現状報告2人というのが基本的な流れです。

※4年生向け固体物理ゼミ
1学期のみ行い、固体物性の基礎についておさらいしていきます。


サークル、バイトなど

サークル活動、バイトは実験やゼミに支障がなければ問題なくできます。
もちろんサークル、バイトよりも実験、ゼミを優先となります。
今ままでの様にとは行かないかもしれませんが続けられます。
ちなみに、学部生、修士の例を出すと、サークルも今までどおり続けていますし、バイトも行なっています。


先生

先生は、優しいです。
お昼はよく研究室の人たちでご飯を食べにいきますし、出張に行くとお土産を買ってきてくださいます。
ゼミでも丁寧に解説してくださいますし、実験の進め方などもアドバイスしてくださいます。
卒論やセミナー資料の添削も丁寧にしてくれるので、研究室の3年間ないし6年間でかなり力がつくと思います。
研究室に興味のある方は一度、先生と話してみてはいかがでしょうか。


授業など

授業等は問題なく出席できます。
ただし、授業よりもゼミを優先します。
その予定はみんなで話し合って決めるので、自分の状況をしっかり把握しておいてください。


学生の雰囲気

研究室の学生はみんな仲良しです。
研究室でも雑談や研究の話をよくしますし、学会や発表の後にはお疲れ会として誰かの家に集まったり飲んだりしてます
もちろん真面目に研究もしてますし、誰かが研究で行き詰ってるときには協力して調べたり、相談に乗ったりもしています。
また、4年生には直属の先輩がついて、実験のやり方とか解析のしかたについて教えてもらえます。
実のところ、朝から必ず先輩がいてくれるって研究室は少なかったりします。
黒田研では皆出勤時間を守ってくれているので、安心して先輩を頼ってあげてください。



メールをおくる

質問、研究室見学希望等あれば気軽に連絡ください。
毎日誰かしらは手が空いてて案内とかもできるので、オープンハウスの時以外でも遠慮なくお越しください。

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