本研究で作成したバブル型ポンプは図1に示す構造で、密閉された基板上に形 成された電極上で内部電解液の電気分解を行い水素気泡を発生させ、それによりシリコン薄膜を膨らませることにより上段の溶液を押し出すものである。印加電流を変化させることで排出量、排出速度を調整変化させられる。
また、グルコースセンサはサンプリングとセンシングをワンチップ上で行える仕組みになっており、逆イオントフォレシスにより抽出された体液中のグルコース濃度を測定する。
ラットを用いたin
vivo実験によりデバイスの実用性を調べる実験も行った。